川田家住宅パンフレット(裏).jpg

​​沿革、概要

​​沿革

初代 川田治平から畑作農業を行う。

二代目 源助の時代に種屋「源:川田商店」を起こす。

三代目 伊兵衛が種屋事業を拡大し、貸金や保険などの金融業を営む。

四代目 辰三郎が三井生命保険会社代理店を営む。

川田家住宅の主屋は、三代目伊兵衛が孫の五代目稔の誕生に合わせて、羽黒村(現犬山市)の町家を購入し、大正6年(1917年)に現在の地に移築しました。

移築後は扶桑町で当時盛んだった養蚕が行われ、昭和30年ごろまで続きました。

くぐり戸付き大戸や縦格子窓の位置などから羽黒村にあった当時は、現状のお勝手があるウラ側をオモテ側として、稲置街道沿いに建っていたと考えられ、移築の際、お勝手と玄関の位置を入れ替えることで、町家の特徴である奥座敷が農家の典型と言える表の座敷になり、間取りを大きく変更することなく農家住宅に再生されました。

ほとんどの農家が平屋建てであった農村の中において、2階建てで棟がたっかう縦格子がついた町家の意匠を持つ川田家住宅の主屋は、近代の農村集落における新たな指向を示した建物として評価され、2018年11月に国の有形登録文化財に指定されました。

~概要~

所在地:愛知県丹羽郡扶桑町大字南山名字前ノ前49

構造:木造2階建て

形式:入母屋造桟瓦葺き 平入り

面積:1階 195.78㎡ 2階 137.83㎡

​建築年:明治24年(1891) 大正6年(1917)移築